懲りない不倫政治家たち 政界失楽園は続く、21世紀の政界不倫の顔ぶれ

どうして政界は昔から不倫に対して媚びないのか。今回は宮崎謙介氏が2度目の不倫騒動。現在なら芸能人なら、仕事をすべて降板し謝罪、多額の違約金も発生。しばらく自粛または永遠に干される芸能界。 トップ画像:フライデーより

しかし、政界となると、国民に謝罪どころか、「改め前を向いて進んでいきたい」と得意の雄弁な舌を使い次期も出馬。当選は難しくなるものの、まるで不貞がなかったことのようにも忘れている。

やはり昔から政治には、不倫、愛人が払拭できないのが日本。田中角栄氏も、妻以外に婚外子がいることが公で、当時は永田町では「男らしい」との呼び声も上がっていたほど。75代元総理大臣宇野宗佑は、「指3本(月30万)でどうだ?」と、神楽坂の芸者との買春をしていたと、サンデー毎日の鳥越俊太郎氏が報じました。これで宇野内閣は終了するものの、こともあろうか一国の総理が自らの不貞行為。

そんな、政界不倫が現在でも多いのが事実。

今回は、宮崎謙介議員のまさかの2度目の不倫をすっぱ抜かれる始末。

2000年以降に不倫騒動を起こした政治家、有名な不倫疑惑だけでもこんなにいるのには驚き。

2000年不倫した政治家たちの顔ぶれは、、

 

細野 豪志 「路チュー」不倫

細野 豪志. 1971年8月21日 京都大学卒

環境大臣、内閣府特命担任大臣も務めた衆議院議員(7期)。

制裁とは政治家になる前の1996年に結婚。2000年に出馬氏当選。

不倫騒動があったのは、2006年。当時フリーアナウンサーだった山本モナさんとの路チュー写真が「フライデー」に激写されました。これが原因で山本モナさんは、当時キャスターだったNews23を降板。その山本さんと京都に不倫旅行していた日が、なんとも小学校1年のお嬢さんの運動会の日だったため、その後、パフォーマンスをしても「モナ男運動会」と揶揄されることも。山本さんはその後2008年にも巨人の二岡選手と不倫疑惑が持ち上がるも、年商80億の一般男性と結婚し、3児のママになっています。

 

 

後藤田正純  「僕は必ず総理大臣になるから、出版して」と愛人に

後藤田正純.  1969年8月5日

慶応義塾大学卒、内閣府副大臣、衆議院議員(7期)

大叔父が、警視庁長官、内閣官房長官、法務大臣も務めた後藤田正晴氏でもある。後藤田正純議員は、大学卒業後三菱商事に入社、2000年に自民党から出馬し初当選しています。

そして、2004年に「お嫁さんしたいナンバーワン」でもあった女優の水野真紀さんと結婚し、翌年長男が誕生。

あんな美人女優の奥さんがいながらも、なんと2011年に、銀座のホステスとの接吻写真をフライデーに撮られたり、議員宿舎にも女性を泊めるなど、不倫行動も大胆。

それにも懲りず、後藤田氏が「結婚詐欺で訴えられている」と週刊文春が報じました。同紙によると、後藤田氏は、2017年にファイスブックで知り合った女性とランチ、そして翌日にはホテルまで誘い、男と女の関係が続き、「遊びで付き合うつもりはない」「一生大事にする」など結婚をちらつかせいたという。そして、

「僕は必ず総理大臣になるからそばにいてほしい。後藤田正純を総理大臣にした女という本を出版して」など、大胆にも政治家を引け散らかして口説いていたとのこと。

ところが、結婚するものと思って半年も付き合った頃、後藤田氏と突然連絡が取れなくなり、女性は弁護士に相談、後藤田氏を結婚詐欺で訴えることになったそうです。女性は、東京地裁に1100万円の損害賠償を求める訴状を提出。これに対し、後藤田氏は、「事実無根、裁判で争う」姿勢をしていました。その後2年経っても報道されていないところを見ると、民事訴訟とはいえ、後藤田氏は既婚者であるということは世間一般的に周知されていますし、訴えは却下されたか、ダメージを避け和解金で収まった可能性もあるようですね。

 

 

 

金メダルリスト議員 谷亮子 

谷亮子 1975年9月6日

シドニー、アテネオリンピックと2度の柔道の金メダリストでもある谷亮子議員。

2003年には谷佳知(元野球選手)さんと結婚し、2010年に参議院選挙に出馬し初当選しました。

しかし、政界へ活躍の場を変えた谷議員ですが、2015年に、夫の谷氏とは別居状態にあり、谷議員が住む豪邸に、イケメンが出来るしていると週刊現代が報じました。しかし、谷選手に関しては、男性の影は2度目、最初は2012年に男性秘書との関係が噂され、これが原因で夫とは別居になったのではと言われています。

そして政治に関しても、収支報告書の人件費554万円のうち、494万円が政治活動をしていない父親に支払われていたことがわかりました。

そんな父親も2010年に、「保険金詐欺で逮捕」保釈中に賭博で再逮捕」など週刊文春が報道されていたこともあり、どうにも谷議員も、政治以外で週刊誌を騒がせていることが多くなっているのは残念ですね。その後出馬しなかったため、参議院議員は2016年まででしたが、政治でも金メダル級の努力で活躍をしてもらいたかったですね。

 

小泉チルドレン 佐藤ゆかり

佐藤ゆかり 1961年8月19日

小泉チルドレンのマドンナと言われていた佐藤ゆかり衆議院議員(3期)ですが、

2005年に、2人の男性との不倫疑惑を週刊文春が報じました。。お相手は、テレビ関係者で、同氏はその男性から入手したメール公開。そのメールは500通にも及ぶそうで、その親密さが浮かび上がります、内容は、

「○○さんを愛しています。毎日一緒にベットにいたい。」など、赤裸々な内容。

そして、2006年には、江崎燿一郎元衆議院議員と、フレンチレストランでランチ密会を報じられるも、佐藤議員は、「不倫ではなくセクハラだった」江崎氏を一刀両断。その江崎氏は、離婚し2009年には落選した結果となりました。

 

 

 

SMプレイを暴露された 姫井由美子

姫井由美子 1959年2月14日

参議院議員(1期)岡山県議会議員(2期)

2007年、私立高校教師の男性が不倫関係を「週刊文春」に暴露。SMプレイなど、姫井議員にはM趣向があると告白しました。

そして、自伝本『姫の告白』(双葉社)を出版。これに姫井氏は「政治と関係ない話、プライベートはノーコメント、真実は本人たちしか知りません」しかし、その男性は、私立高校を解雇されることに。男性は、姫井氏が経営する飲食店で料理長もしており、これが学校側から兼業違反にあたるとされました。

すると、この男性は、姫井氏の飲食店は、飲食店開業の際に名義を無断で使って営業許可申請していたと姫井氏を告発。姫井氏は有印私文書偽造で書類送検されるも、不起訴処分になりました。

姫井氏はその男性に、相当な恨みを持たれてしまっているようですよね。不倫の後始末の悪さが跳ね返ってきた姫井氏でした。

 

 

横峯良郎 不倫相手は、ゆすりのプロ?!

全米女子オープン7位に輝く、賞金だけでも1億以上稼ぎだすゴルファー横峯さくらさんを三女に持つ、元参議院銀の横峯良郎氏

2007年に、参議院選に当選するも、同年に女性スキャンダルが。

六本木で飲食店を経営する40歳代の女性との不倫そして、賭けゴルフをしていたと報道されました。横峯氏は、女性との関係を認め、そして賭けゴルフについては事実を認めたものの「議員になってからはやっていない」と言及。

この報道について峯岸氏も新潮社とこの女性に対し名誉毀損で訴えることに。すると、この件について、東京地裁は、

 真実性の立証があり、名誉基礎んの違法性がないというべき

と判断。

また記事の内容で、

 原告(峯岸氏)が、ゲームに負けた女性に強い酒を無理に飲ませて酩酊状態にし、服を脱がせて下着状態にしたり、顔、背中等にマジックで落書きをし、その姿を写真に撮らせて遊んでいた事実

交際中の女性とけんかをする中で、激昂すると包丁を突き立てたり、女性の首を絞めたりする暴行

についても、真実性の立証があり、名誉毀損に対する違法性はないとして、峯岸氏の当たらない

との判断。峯岸氏は控訴するも請求を放棄し、訴訟は終了しました。結局記事の内容を、再び公に肯定することになってしまいました。

ところが、10年後、メディア出演した際に、あの女性と交際したのは事実だか、友人から、「あの女性はやばい」との指摘を受けたため、別れると女性が豹変し、1000万円を用意しろと脅され、拒むと週刊誌に女性はリーク。実はゆすりやたかりのプロだったと発言。

 

さて、金銭に関しても、任期中に多々問題が続く峯岸元議員。

恐喝事件関与

2010年、横峯氏が関係する飲食店で、峯岸氏が金銭トラブルに。すると峯岸氏は仲介役に知り合いのプロレスラーを紹介し、そのプロレスラーが店を恐喝し30万円を奪った事件。

問題が発覚し、すぐに30万円を返金したため、起訴は免れました。

政党交付金不正支出

今度は娘さくらさんの車を200万を買い取り、政党交付金から支払っていたと使徒報告書に記載していました。これらの公庫からの支出は、国民の信頼にもとることのないようにしなければならないとされており、この支出が公正性・信頼性があるのかどうか疑問が持たれている。

そんなところに、2009年には、

・2009年さくらさんが出場する大会訪問のため交通・宿泊費に69万円

・2011年さくらさんが出場する大会訪問のため宿泊費に8万5720円

ゴルフ大会の見物を、政治活動だったと説明しており、これが不正になるのではと指摘されていました。

そんな、週刊誌をにぎわせスキャンダルの多かった峯岸さんですが、現在は、プロゴルファーの資格を得て、シニアゴルファー、そしてコーチとしても活動されているようです。

 

 

山尾志桜里 ロス疑惑

山尾志桜里 衆議院議員(3期)

東大卒、元検察官の肩書きを持つ山尾議員でしたが、アメリカ、ロサンゼルスに報告書無しで海外に渡米していたことも指摘されていました。しかし、ロスには、2012年に司法試験に合格した若手弁護士の倉持麟太郎氏と同行していた「ロス疑惑」と報道されW不倫疑惑に。

山根氏は、2006年に元ライブドア役員の山尾恭生さんと結婚しましたが、不倫騒動中は、その夫と離婚調停中だったようです。

そもそも、夫とは、大学卒業後司法修習生時代から交際。山尾議員氏は司法試験に6度失敗するも、やっと2002年に合格。そして検察官にまでなりました。

しかし、夫が、ライブドア事件で逮捕寸前となると、検察内での出世の芽も絶たれた形となり、政治家の道へ。そして、今度は、夫がはじめた事業でも、投資金流用疑惑で問題沙汰となり、今度ばかりは離婚を決意、調停期間中での不倫騒動だったようです。

しかし、そうとは言え、相手にも妻子がいるW不倫。倉持麟太郎氏は、妻A子さんに、不倫交際は認めなかったそうです。そして一方的に離婚をごり押し、親権まで奪ったどころか、子供にも合わせてもらえない状況に。2歳の息子が心配になった妻は、週刊文春に悲痛な思いを激白。実は、離婚を切り出された少し前に、A子さんは、左脳大脳動脈狭窄症を患っており、不倫疑惑騒動時は療養中。離婚を言い渡された時も、治療で生活が不安定の中、子育ても夫の方がと考えてしまったことを後悔しているそう。当時の夫との離婚時の取り決めでは、週末の3日間は子供と合わせる約束が、「取材を受けたら子供には会わせない」といい出し、次第に夫とも連絡が取れなくなったそうです。

それから2年後の2020年動きがありました。倉持氏が、「取材を受けたら子供に会わせない」というのは脅迫であり、また子供を母親から引き離したのは「児童虐待行為」にあたるとして、山尾議員の元夫の知人が、第二東京弁護士会に倉持氏に対して懲戒請求したということです。

この児童虐待の証拠として、倉持氏がA子さんにおぅった、「取材に応じたら子供に会わせない」と脅したFAXも提出したということです。

そのFAXの内容が、

かかる確約をいただけるまではやむなく本日含めて面会交流を見合わせざるを得ませんのでその旨ご理解ください。なお、本書面の内容につきましても、私が欲しない他者にはみだりにこれを開示されたくないと考える事項であり、そのことへの期待は法的に保護されるものでありますので(最高裁平成15年9月12日判決)、本書面をもって改めて開示をされないよう警告いたします。

参考記事:http://legal-ethics.info/?eid=46

このFAXの内容を読むと、倉持氏は、元妻に口外させないよう、最高裁の判例まで記し警告、封じようとしているのがわかります。おそらく、A子さんに離婚の話をする切り出す際も、この口調で法的用語で押し迫ったのではと想像してしまいます。山根議員の元夫サイドを敵に回すことになった倉持氏。平然と浮気した上に子供に合わせない自己中かつ非情な行動は、世間をも敵に回しても仕方ないですね。

 

 

政界失楽園は続いていた?

元祖「政界失楽園」 船田元 畑恵

船田元 衆議院議員(12期)

船田恵(旧姓畑) 元NHKアナウンサー 元参議院議員

1996年起きた、船田元議員と畑恵議員の政界不倫。祖父は自民党副総裁も務めた船田中氏で、39歳で史上最年少で入閣を果たしたサラブレットの船田元議員と、そして畑恵議員といえば、元NHKの美人アナウンサー。まるで映画のキャスティングのような豪華なバックグランドに、メディアも「政界失楽園」と週刊誌をにぎわせました。

そんな二人は、禁断の愛の貫き結ばれ結婚となっていますが、

船田氏は、苦労を共にしてきた妻と子供を捨てて離婚しなのには変わりません。そんな二人を最初は、風当たりは強かったですが、結婚25年も過ぎると、不倫の末の真実の愛だったのかどうか、犠牲の上に立ったお子さんが、すでに大人になって今は理解してくれたかもしれませんが、当時幼かった子時は傷ついたに違いありませんね。

 

今井絵理子 一線は超えていません

今井絵理子 1983年9月22日

人気アイドルグループ元SPEEDのメンバーで、2016年の参議院選挙に出馬し当選を果たした今井絵理子議員(35)。
菅内閣が発足後の9月30日には、参議院国会対策委員会副委員長に就任していました。

今井さんといえば、2004年にロックバンド175RのSHOGOさんと結婚し、男児を出産。その後2007年に離婚しています。2016年に参議院議員となった1年後、新幹線での手つなぎデートを激写されました。相手は神戸市議会の橋本健議員(通称ハシケン)で、この報道に対し今井さんは「一線を超えていない」と釈明。すると、橋本元市議の政務活動費の架空請求疑惑が浮上し、詐欺罪で在宅起訴され、懲役1年6ヶ月、執行猶予4年の判決が下されました。

その後、橋本氏の離婚が成立し、不倫騒動から1年2ヶ月後、今井氏は、ブログでまさかの交際宣言。

橋本氏は、この不倫騒動で、議員を辞職しており、その後元々歯科医で開業していた歯科クリニックを戻っていたそうですが、客足が遠のき破綻に追い込まれているようです。今井議員が橋本氏を自身の秘書にするとの声が上がっていましたが、源内もまだ執行猶予中ですし、どうやら二人の動きはおとなしくしているようですね。最近の今井議員は、本会議での手話を使った質問をするなど、議員5年目にして政治に積極的に取り組んでいるようですね。

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