あの食べ物の着色料って「昆虫」が原料!? かまぼこ カニカマ、明太子にハム、口紅まで!

虫から作る食紅の赤色!

食べ物を彩りよく見せる着色料(食紅)。その中でも天然着色料と、合成着色料がありますよね。

 天然着色料は、自然の素材で作られたもの

 合成着色料は、科学的に作られてもの

天然着色料は自然のものなので、木や草などを想像しますが、実は赤色の着色料は、コチニール色素を用いることが多く、この原料は、「コチニールカイガラムシ」という虫になり、世界的に利用されています。

 

 

 

カイガラムシってどんな虫?

 

コチニールカイガラムシは、主に中南米に生息する3mmほどの昆虫です。

この手法は中世の時代から欧州で染料として使われ、絵の具の赤もコニチールカイガラムシが使われていました。

コチニール染料の作り方は、

乾燥させたカイガラムシを、アンモニア類で煮沸させ、色素を抽出します。液体にならず、残った体部分は排除されます。1ポンド(450g)作るのに約7万匹のカイガラムシが用いられます。

 

 

コチニール色素はどんな食品に入ってる?

 

さて、これらはどんな食材に使われているかというと、

赤色のかまぼこ、カニカマ、ハム、ソーセージ、ベーコン、明太子、かき氷のイチゴ味、ジュースなど商品によって変わりますが、

ピンク色や赤色を出すために、使用することが多くあります。

食べ物以外で、口紅、アイシャドウ、マニキュア、インクや絵の具など様々なものに利用されています。

 

 

アレルギーへの懸念

 

2012年に、このコチニール色素は、アナフィラキシーショックや喘息などのアレルギーを発症する危険性があるとの報告も発表されています。しかし、これらの原因は、コチニール色素ではなく、カイガラムシの除去しきれなかったタンパク質ではないかとの見方もありはっきりした原因がわかりません。

 

もし、アレルギー体質を気にされている場合には、商品の成分表を確認することをお勧めします。

成分表示欄には、

 「コチニール色素」「カルミン酸」「カルミン酸色素」

などの名前で表示されています。コチニールの名前を使わないときもあるので注意が必要です。

 

 

この発表を受けて、改善する食品メーカーも増えてきました。

マルハ「ベビーハム」

2015年に、これまで使っていたのコチニール色素を止め、クチナシ色素に変更。

 

スターバックス「ストロベリー・フラペチーノ」

米国のスターバックスは、ベジタリアンからの批判を受け、2012年に、段階的にコチニール色素をやめ、トマト色素に変更しています。

 

大塚製薬「ファイブミニ」

1988年に発売したロングセラー商品の「ファイブミニ」は、2018年に30周年を迎え、これまで使用していたコチニールは止め、トマト色素に変更。それによりオレンジ系だったドリンクはピンク色に一新。

 

それでも、まだ全てのメーカーではなく、今でも人気商品でそのまま変わらず販売されているものもあります。

コチニール色素も天然着色料ですし、一般的には体には害がないとされています。

しかし、アレルギー体質を気にされる方や、ビーガンフードを徹底されている方など、飲み物にも入っていることもありますので、成分表示は確認することは大事ですね。

また、コチニール色素について、日本では表示義務がありますが、アメリカでは、コチニールに関して表示義務はないので、海外製品には記載されていないこともあり注意が必要です。

 

いろんな商品の成分表示を見てみるとわかるように、かなりの製品に着色料は使われています。

たとえ自然着色料であっても、2004年に禁止となったアカネ色素は、発がん性があるとされています。また合成着色料を使っているものもたくさんあります。

フードカラー→赤40号を使用。

カンパリ→コチニールを止め、赤色2号、青色1号、黄色5号に変更しています。

欧米では、禁止されているものが日本では許可されていたり、またその逆もあります。

 

スーパーでパッケージに入っている商品なら、成分表示を見ればわかりますが、外食やファーストフードなど、何が成分かわからないのが現状です。

こういう曖昧さは、最終的には自身の口に入れるものは自己責任となるのでしょうか。

日頃から、それらの商品を「見分ける力」を身につけることが必要になってきているのかも知れません。

 

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