夢で人生をかえる!? 夢のコンサルティングを体験 悪夢を解消 ロバートモス

毎日みる夢、実際には、毎日見ているだろうけれど、朝起きて覚えていなかったり。それでも、楽しかった夢や怖い夢は印象に残っていますよね。なぜこんな夢を見たんだろうと気になることもあります。

しかし、実際には、夢は脳が働き考えていることが寝ている間に記憶として残っているだけで、その夢の内容は、本人の持っているデータなので、経験や知識から取り出したものに過ぎないはず。

それでも、それが、正夢になったり、夢で未来を当てる人もいたり、夢には神秘さを感じたりもします。

そこで「夢占い」を覗いてみたり。「夢占い」はこれまでの夢での体験データなどをもとに、深層心理を解いたもので、統計的なもの。

実は私は夢に対しては、やや悲観的なものがあります。楽しい夢をみることはほとんどなく、いつも怖い夢、辛い夢、朝起きて、夢でよかったー、と精神的にもストレスを感じることもあり、夢に対していかがなものかと、どうにか良い夢をみる方法はないのかと思っていました。寝る前に楽しい想像を実践してみたりしましたがあまり効果はなく、夢はできればみたくないとー。

そこで、ちょっとしたある方法を教えてもらいました。

そこで、今回は、その夢の根底を探し、さらに進化させて、人生をさらに豊かにするテクニックを、筆者が実際に体験したことを紹介します。宗教などではありません。

この夢を進化させる方法を歩み出した人として世界的に有名な人がいます。

ロバート・モスさんです。

彼の職業は、学者、教授、ジャーナリスト、またベストセラーの小説作家としても有名な人です。彼は、夢で不思議な体験をしたことから、夢にたいする研究を開始し、夢に関しても数多くの書籍を出版しています。

そこで彼は「アクティブ・ドリーミング」を提唱しています。

ロバート・モス / Robert Moss  

出典wikipedia

1946年生メルボルン(ビクトリア)で生まれ(現在75)。

歴史家、ジャーナリスト、作家、ActiveDreamingの作成者。

1970年から1980年までロンドンで論説委員、エコノミストの特別特派員となり、デイリーや、ニューヨークタイムズマガジンなど、多くの出版物に寄稿。英国BBCテレビのコメンテーターを勤めました。

また、1971年の論文で、国際テロの出現を最初に特定した1人でもあります。その後ロンドンの王立防衛研究大学でも客員講師を勤め、1980年に小説「スパイク」をアルノー・ド・ボルシュグレイヴを出版し 、ベストセラーとなりました。

さらに小説を書き続け、サスペンス作家となったモスは、1986年ニューヨーク州北部の農場に移り住み、彼はそこで、不思議な夢を見るようになります。それは、モホーク語の古風な形である、知らない言語での夢。モスはネイティブスピーカーの協力を得て、その彼の知らない夢の中のモホーク語を研究・翻訳するとー。

夢のそれらは、彼を古代のヒーラー(権力のある女性)と接触させ、彼を別の人生に呼びかけているものでした。

これらの経験から、彼は「アクティブドリーミング」と呼ぶ実践を開発します。これは、現代の夢と、とさまざまな旅と癒しの方法の独自の統合です。

モスのこのアプローチの意味は、「夢は睡眠中に起こることだけではなく、日常の心の届かないところにある導き、癒し、創造性の源に目覚めることができる」ということです。

そして1994年にライデン大学で開催された夢研究協会の会議に招待され、この彼の方法を国際的に紹介し反響を得ました。

 

話は戻りますが、このモスさんが提唱する「アクティブ・ドリーミング」を、実際にアメリカでモスさんにお会いして体験させてもらいました。

モスさんの印象は、たいへん穏やかなやさしい感じの方で、話し方も柔らかく癒してくれる声だなぁという感じを受けました。

実際に、セミナーに入ると、モスさんの他に毎回参加している方が率先して色々やり方を教えてくれます。

セミナーといっても、モスさんが1人でたんたんと話すをすのではなく、実際に、参加している人同士で会話する印象です。

さて、どのように行うかというとー。

参加した20人ほどが、3名ー4名くらいのグループに別れ、そのグループ内で、実際に昨日見た夢、または最近見て気になる夢を1人ずつ語ります。

夢を聞いて他の人は、実際に自分も目を閉じて、夢の中にいるよう気持ちの感情移入をします。

夢を語った後、今度は、他の聞いていた人が、今、目を閉じ夢の話を聴きながら、何が見えたか、考えたかを、教えてあげます。

数名から、自分の夢に関して他の人がどう解釈したか、何が見えたかを、踏まえみると、

自分の見た夢がさらに奥深く、また視野が広がったり、また根底が見えてきたり、さらには自分で気づかなかった未来やチャンスも見えてきたりします。

これがモスさんが提唱する「アクティブ・ドリーミング」っていうやつなんだなぁと感じました。

アクティブ・ドリーミングのやり方

①<夢の再突入>2人以上のパートナーを組み、1人が夢を語り、その際に、周りは目を閉じ、意識的な夢の旅を共有します。

②<夢のポップアップ> 夢の話が終わると、聞いていた人が、実際に夢を共有して何が見えたか、感じたかをはなします。得た情報を明確に伝え、夢のキャラクターと対話したことなど得た情報を明確に伝えます。

このシンクロニシティ(夢の共有)によるポップアップは、さらに夢からおこるメッセージ・可能性、創造を増大させてくれます。

実際に参加してみての感想

わたしは普段から占いなど信じないほうでもあります。特にカード占いは論外で、街の占いは占い師の経験則、星占い、夢占いも統計学と思っています。

しかし、このモスさんの「アクティブ・ドリーミング」の面白いところは、自分の夢に、他人の脳をお借りして夢を再現するので、他人の経験も多様に加わるのです。するとそこでさらに自分が気づかなかったこと、違う視点、創造、アイディアも生み出してきます。怖かった夢が解消されたり、疑問に思っていた夢にも情報が加わり、違う世界が見えてきます。

もやもやしてた夢も、精神的にも、スッキリ感を味わうこともできました。

これは、べつにセミナーに参加しなくとも、個人同士で、二人以上集まり、できることですよね。ちょっと夢セミナーというと、カルトっぽくて怖い気がしますが、まったく夢の共有で宗教的なものでもなんでもありません。

モスさんの書籍も日本語翻訳されているものがいくつかあるので、読んでみるのもいいかもしれません。夢への解釈が広がります。

この体験のあとは、怖い夢が終わったわけでもありませんが、実際にみている間、恐怖感がなくなり、なんだか自分でも、この夢は夢でありメッセージがあるからちゃんと覚えておこうなんて、夢の中で冷静に解釈できるときもありました。

夢のメッセージをへ広げようと、夢を見て、起きたあとすぐにメモで書留めて、いつかだれかに聞こうと、夢を期待するようにも。

この「アクティブ・ドリーミング」は家族ないでもできるので、家族の話題も増えたかもしれません。

「アクティブ・ドリーミング」まったくお金もかからず、コミュニケーションツールとして気軽にやってみても損はないでしょう。それよりもさらに未来への創造やアイディアが得られることが期待できそうです。

 

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