スノーボード一オリンピック日本代表でもあった今井メロさん。そして、兄弟もオリンピック代表でもあり、華麗な世界にいると思われた今井さんですが、まだ30歳前半の若さにもかかわらず、壮絶な人生を歩んでいるようです。
この度、自身のブログで、長女を施設に入れることを告白。
今井さんに何が起こったのかー。長女を施設とは?
そんな今井さんの経緯を見てみたいと思います。 出典トップ画像oricon
今井メロ (元スノーボードハーフパイプ選手)
出典JOC
1987年10月26日生まれ
大阪生まれ
父 成田隆史は、スノーボードのコーチ。
兄 成田童夢は、トリノオリンピック代表の元スノーボード選手
弟 成田 緑夢は、平昌パラリンピックのスノーボード金メダリスト
スノーボード一オリンピック日本代表の家族を持つ今井メロさんですが、それにしても、ご家族の肩書きも、もの凄いですよね。
今井さんは、父の影響もあり幼少期のモーグルを始め、何と史上最年少の12歳でプロスノーボーダーとなります。
2002年 世界ジュニア選手権を制覇
2004年 2005年でも優勝を決めるなどスノーボーで圧倒的強さを見せ注目されます。
2006年 トリノオリンピック出場。今井さんは、横に一回転半、縦に二回転するオリジナル技の「メロウ720」があり、世界が注目するも、二本とも転倒し予選敗退。
2007年 全日本選手権ハーフパイプでは4位に。
2008年 イメージDVD「mellow メロウ」(ぶんか社)が発売。
2010年8月 自身のブログにて、一般男性と結婚し、長男(瑠偉くん)
を出産していたことを報告。のちに離婚。
2011年9月 自身のブログにて、2度目の結婚、そして妊娠を報告し、同年11月に長女真里愛(まりあちゃん)を出産。
長女は双子で、一人は上半身のない子で、双子は妊娠7ヶ月目の切迫早産で、1000g満たない未熟児だったと綴っていました。出産後入院いている長女に、母乳を届けに病院に行く交通費を捻出するのも大変で、週1回が精一杯だったということも明かしています。
出産前には子宮頸がん出会ったことも告白。
2012年 自叙伝「泣いて、病んで、でも笑って」(双葉者)を出版
18歳でオリンピック出場し惨敗、引きこもりになり、キャバクラ嬢に。ホスト遊び、貯金は使い果たす。デリバリーヘルスに転身。リストカット、強姦にあったことも。そして、整形手術も告白。
2回目の離婚して、長男2歳、長女10カ月を育てる生活費がなく、生活保護を受けるまでに困窮。
自叙伝の売られているアマゾンのページの本の紹介にはこんな文面が、
「泣いて、病んで、でも笑って」(双葉者)
かつてスノーボード選手としてオリンピックに出場するなど、世間の注目を集めた今井メロ。現在、24歳、二人の子をもつ母となった彼女だが、その笑顔の裏には壮絶な過去が隠されていた。暴力を伴う父のスパルタ・スノーボード教育、オリンピック惨敗後の大バッシングと引きこもり生活、繰り返したリストカット、自殺未遂、夜の街で働いた日々、結婚・出産・離婚の過去、再婚と異常妊娠、未熟児で出産した第二子……栄光の陰に隠された、苦しみ、もがいた日々。2人の子供を抱える母として、前を向いて生きていくと決めたいま、赤裸々に綴る決意の一冊。ママとして、女として生きる同世代の女性にエールを送る。
2013年 ヘアヌード写真集「Mellow Style」を出版。
今井メロ写真集「Mellow Style」
2017年3月 JSBA全日本スノーボード選手権大会のハーフパイプ種目で優勝します。再びスノーボードの世界に戻るたことを決意。
2017年5月 AV女優としてデビュー
ブログでは第三子誕生の報告を綴っています。
3児のシングルマザーであると自身のブログで語っていますが、第三子は、現在3度目の夫(すでに離婚)が育ていてるとのこと。
今回のブログで、「長女が施設にいくことになりました」との衝撃報告が、多くの反響がありました。
しかし、実は、施設に預けるのは初めてではなく、長女が1歳の時にも、養護施設に預けていたことも、2013年に事後告白しています。
当時は、ブログではあたかも一緒に暮らしているように綴っていたこともあり、事後報告に、ネット上では批判が殺到しました。
「子供を捨てたの?」
「嘘をつく意味わからない。」「最低な親!」
子供を養護施設に預けた理由としては、精神的に不安定だったとのこと。具体的には明かしていませんが長女には何らかの障害もあったようで、子育てには苦労されていることもうかがえます。
今回の告白は、前回の批判を受けて、あらかじめ報告したのかもしれません。
今井さんの今回のブログを読んでみると、
9歳の長女を育てるのが、普通の状況ではないことがわかります。
幼い頃はイタズラ事で済んでいた件も
今や結構、大事になったり、叱らざる負えない事態が続いたり
その中で長女も知恵がついてきて、頻繁に嘘をつくように
挙句の果てには家出からの警察に保護 今井メロオフィシャルブログ
イタズラが大事、嘘をつく、家出までするのは、まだ小学4年の9歳の子がすることではないかもしれません。
それでも、今井さんは、心のケアをするなど、努力されたようです。
私(親)の愛情が届いていないから構ってほしくて、本人なりの必死のアピールなのかなっと思い心のケアにも励みました 今井メロオフィシャルブログ
しかし、それでも、
これ以上は、家出までしたり、悪事を働く、とのことですから、
もしかしたら、最悪、失踪や、自傷行為や他人に危害など、いろんな危険な状況も考えたのではと思います。何か起きてからでは遅すぎます。
ここで、養護施設の第三者からケアをしてもらうというのは、
長女のことを思って、長女を救うためなのではと思います。
このブログに、多くの励ましのコメントがー、
「離れることがけしてマイナスではないと思います。」
「一緒にいることが正解とは限らない。
離れてこそ分かることってありますよね。
無理に一緒にいてお互い傷つけるなら離れて見つめ直すことが良いと私は思います。」
中には、同じく娘を施設に預けた人からもたくさんのコメントが。
「上の男の子は、去年ついに施設に入りました。
その時に、恥じらいも無く娘の前で泣きじゃくりました。
上の息子は、何度も暴れて警察にも来て頂き私も痣だらけになる日々で、どうにも止められなかったからです。
そのまま施設入所しましたが、正直私はいくら恨まれて構わない!私が出した答えだから!って自分に言い聞かせてきました。」
「娘が施設に…というのは私も経験致しました。
何より苦しいのは親でなく本人だった。
そのことに気がつくまで、だいぶ時間がかかりました。
娘は二十歳になりました。
私は娘を信頼しています。
娘は私をどう思っているかわかりませんが、遅れても社会に溶け込もうと努力する彼女の眼差しは澄んでいます。
施設に入れた私に、恨まれるべき私に、その澄んだ眼差しを向けてくれます。
私は、その眼差しを見るたびに報われたなぁと思えます。」 今井メロオフィシャルブログ
同じ境遇の人からも、応援や励ましが、
私も我が子が嘘に嘘を重ねて『虐待されてる』とか近所に言って回ってたりありました。
来客中の私の友人のバッグから、こっそりたばこを盗んで学校(小学生です。)で吸っていました。、、、、こういう形は、当事者にしか分からないかもしれません。
ご批判もあるかもしれないけど、メロちゃん自身のことも大切にして生きていて下さい。
私は応援します。」 今井メロオフィシャルブログ
今井さんの最新のブログの画像でも、見る限りかなりお顔も痩せてきているようで、その症状からも精神的にもきつかったのかなと、身体のことも心配になります。
今回の、今井さんの告白は、決してマイナスなことではなく、娘さんのためにも、今井さんのためにも大きく前に進んだ決意だったと思います。
同じ経験や境遇の人を励ましたり、子育ては一筋縄ではいかないこと、多くの人が共感し、今でも反響が続いてるようです。
お嬢さんを救うために決めた苦渋の選択ですが、これから家族が明るく笑って暮らせる日が来るためのことで、そうなることが早くやってる日を願っています。
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