伊勢谷被告 社会活動は、地球環境と自動車販売も その違約金は?!

9月8日、東京都内の自宅で大麻を所持したとして、大麻取締法違反罪に逮捕された伊勢谷友介被告の判決公判が、今月22日、東京地裁で開かれ、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の有罪判決が言い渡されました。

捜査関係者によると、伊勢谷被告は十年前から捜査上に名前が挙がっていたとのこと。今年に入り、新たな信ぴょう性の高い情報が入ったようで、「相対5課」(警視庁組織犯罪対策5課)が、伊勢谷被告を挙げました。

判決では、逮捕時、自宅から乾燥大麻4袋(計約13・17グラム)が発見されており、村田裁判長は「量は自己使用としては多量」と指摘。

伊勢谷被告も弁護人を通じ「いま1度許されることがあるならば、社会活動にいそしむ所存」とコメントしました。

 

 

伊勢谷氏の社会活動とは?

 

その伊勢谷氏が語る社会活動というのは、初公判でも1時間にもわたり地球環境を語っており、伊勢谷氏自身もそのようなビジネス展開しています。

そのビジネス、2008年ごろから活動をはじめ、2009年に株式会社リバースプロジェクトを立ち上げています。衣食住、水・エネルギー・教育・メディアという分野で、「人類が地球に生き残るため」をテーマに価値創造や社会貢献活動を行う企業

その代表には、伊勢谷友介氏、そして、一緒に立ち上げた同じく共同代表の龜石太夏匡 (かめいしたかまさ)さんが、2013年より代表取締役に就任しています。

 

 

「人類が地球に生き残るため」がテーマのリバースプロジェクト

 

リバースプロジェクトのこれまでの業務内容は、

・「カクトインターナショナル」

・「リバースプロジェクトストア」にまつわる企業提携やコラボ

 

・芸能プロダクション「カクトエンターティメント」

今回の件で伊勢谷氏は除籍していますが、カクトエンターティメントに、はこれまで所属していたタレントたちは、Actors Agency ハイイロに移籍しています。

 

・株式会社リバースプロジェクトストア

リバースプロジェクトストアで、オリジナルアパレルブランド販売や企業とのコラボ。

また企業理念でもある、地球環境を考えリサイクル資源を利用したり、また復興活動や義援金なども寄付活動も行っているようです。

株式会社リバースプロジェクトストアは、2016年より、大釜翼(おおかま つばさ)さんが代表取締役に。(2019年リバースプロジェクトの取締役CEOにも就任されています。)

活動内容を見てみると、オリジナルアパレルブランド販売のほかに、例としてー

 

☑️ 伊勢谷氏がこだわりのハイエースをプロデュース

伊勢谷さんは大の車好きで、愛車はトヨタのバン「ハイエース」。そのハイエースの代理店とコラボし、伊勢谷氏がデザインをプロデュースし販売しています。

出典uomo

出典uomo

 

☑️ 企業ユニフォーム制作

 

「リバースプロジェクト」が環境に配慮された“エシカル素材”で製作する『全日本制服委員会』を発足し、「ニッポンレンタカーサービス」のユニフォームをプロデュース。

出典starightpress

 

 

☑️ コース探索アプリ「grully(グルリー)」を提供

決済ソリューションを提供する NIPPON Platform と共同で、地元の見どころや人気ショップなどを探索することができるモバイルアプリ「grully(グルリー)」を提供。

出典参考記事thebridge

 

 

☑️ 合成ダイアモンドを考える研究室をジュエリーブランドとコラボ

専門ジュエリーブランド『TERRA1012』(テラ)とコラボし、採掘などにかかるコストがかかる天然ダイヤモンドに比べ、安価に提供でき”エシカルジュエリー”として注目される「合成ダイヤモンド」が、社会にどのような影響をもたらすのか、「合成ダイヤモンド」について考える共同プロジェクト。

 

☑️ 支援金を募り、廃棄される車のエアバックの生地でバックパック(ショルダーバック)を制作

出典readyfor.jp

クラウドファンディング(支援金)を募り制作、製品はリバースプロジェクトストアで販売されているようです。

 

これだけでもかなり事業として精力的に展開しているようですよね。発足は伊勢谷氏でしたが、組織として多くの人が関わり企業規模も大きくなり運営を行っているようです。

しかし、今回の伊勢谷氏の逮捕で巨額の損害賠償、違約金が発生すると思われます。

 

他にも、

『全日空商事』は、バッグブランドと伊勢谷氏とのトリプルコラボで、航空機で使用したシートベルトと自動車のエアバッグを利用したバッグを製作・販売→販売中止

 

『ディノス・セシール』は、伊勢谷氏とコラボで、オーガニック素材を使ったTシャツを販売→販売停止

 

「伊勢谷ハイエース」→絶版。代理店側は、今後、伊勢谷色を取覗いたカスタムカーとして販売されるようです。

 

裁判の話に戻ると、今月1日に行われた初公判で、取締役の大釜氏が情状証人として出廷しており、取引先の仕事について「ほとんどが取引停止になった」と語ったそうです。

今回は、伊勢谷氏が関わって会社側も多大な損害を受けると思われます。

伊勢谷氏は、今後も社会活動に貢献したいということなので、リバースプロジェクトに戻る可能性が高いと言えそうです。

 

 

伊勢谷氏が語っていた大麻についてのツィートが炎上

以前、伊勢谷氏ツイッターで

“大麻で人生崩壊するのは難しいと思うけどな。それならお酒の方が簡単だ“

とツィートしていたことが、SNSで炎上しています。

大麻が原因で、まぎれもなく、本人どころか多くの人に迷惑をかけてしまったことになる。伊勢谷氏だけならまだしも、人生を変えられてしまったものもいるででしょう。リバースプロジェクトを立ち上げた亀石氏にとっては我が子のように育てた企業であるにも違いない。

 

他にも、

違約金に対し、1日の公判での発言

「稼いだお金の大半を提供せざるを得なくなりました」

と言及。数十億円の損害が発生する可能性もありますが、他人が損害を受けているのだから払うのは当然だが、「せざるを得なく」という言葉の表現が、

心のそこで不満と思っているのでは?取れるような口調だとネットでも騒がれました。

 

 

今後どうなる?俳優業

俳優活動で言えば、

撮影が終わっていた出演映画「とんかつDJアゲ太郎」と「十二単衣を着た悪魔」は、

 

「作品に罪なし」

配給先は対応を緊急協議した上で、映画「作品に罪ナシ」も判断で予定通り公開が行われたようです。

また、来年公開予定の「いのちの停車場」(吉永小百合主演)は、5月21日に今の所、公開予定となっている。

伊勢谷氏は保釈後に、出演映画の関係者に謝罪行脚に走っていたようです。

映画で共演した吉永小百合さんは「何とか乗り越えて、また撮影の現場に戻ってきてほしい」と伊勢谷氏へコメント。

 

伊勢谷氏は、芸能関係者や共演者にはどうやら評判が良く、関係を築くのが上手なようで、今回映画の公開に関しても、被害が最小限に抑えられそうです。

また、伊勢谷氏の映画などを支援するタニマチの存在もいたそうで、人望が厚いのかもしれません。

 

信望のある芸能界で復帰して、違約金を返していくのか、今後の伊勢谷氏の真摯な行動をどう取るか注目されるところです。

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