10月27日に配信された米紙「ピープル」のサイトにによると、
ハリウッドスターも母乳育児をインスタに投稿するなど、母乳は、母親と赤ちゃんの両方に多くの利点をもたらすことが知られています。そして、さらに、もっと新しい嬉しい情報が入ってきました。
「母乳で育てた50歳以上の母親は、授乳したことがない女性よりも認知テストのパフォーマンスが優れている」
と言うことが、UCLA Healthの研究者による新しい研究でわかりました。 出典トップ画像アリッサミラノInstagram
ということは、母乳育児をすることで、脳に対して良い作用が働き、認知予防にも繋がっているということ。
母乳育児をした50歳以上の女性の間で優れた認知能力を示すという結果で、
母乳育児が、後年に「神経保護」になる可能性があることを示唆している」と、
UCLAの人類学および精神医学・生物行動科学の助教授、リード 研究の著者が発表しました。
研究は、
115人の女性を対象に2つの試験を実施し、学習、遅延想起、実行機能、処理を分析するための認知テストを実施。
母乳で育てた女性は、4つのカテゴリーすべてでパフォーマンスが向上を見せました。
そして、母乳育児に費やされた時間の長さが、脳の健康を改善したことも発見。
母乳育児を最も長く続けた女性、特に子供の生後12か月後も母乳育児を続けた女性は、認知テストのスコアが最も高い結果となりました。
「母乳育児は、ストレスの調整、乳児の絆の促進、産後うつ病のリスクの低下にも役立つことがわかっているため、母親にとって急性の神経認知的利益を示唆しているといえ、長期的な優れた認知能力にも関連している可能性があるとという。
ヴィクトリアシークレット のモデルたちも母乳投稿
出典インスタグラムDputzen Kroes, Candlce Swanepoel
この発表においても、母乳をしなかったから良くないというものでもなく、母乳育児をするかしないかもちろん自由。それでも、SNSで母乳育児を投稿するセレブリティの批判揶揄も多いコメントもみられますが、改めて母乳の重要さも見直されていくかもしれません。