ブロガー、作家でもあるはあちゅうさんですが、時折、今の社会問題や社会現象などの話題で、はあちゅうさんの行動が取り挙げられることが多い。今年5月には、誹謗中傷の被害で木村花さんが亡くなるなど、社会問題にもなっています。 トップ画像出典:はあちゅうのお買い物日記
はあちゅうさんは、ネットにはびこる誹謗中傷を撲滅するために、自身に来た誹謗中傷の開示請求手続きを行ったり。
その行いの多くは、誰もが悩んでいたのにできなかったことや、公言してなかったこと、社会の矛盾点など、はあちゅうさんが行動を起こして、道を切り開いているように思います。はあちゅうさんのその先駆者的考え、また革命的と思える行動を幾つか挙げてみました。
その前に、はあちゅうさんとは、
大学在学中からブロガーとなり、2009年卒業後、電通に入社しコピーライターに。2011年にはトレンダーズに転職、サイトの編集長などをしていました。
慶応大学を卒業し、人気の大手企業「電通」に就職し順風満帆のように見えますが、裏側ではこんな人間関係に長年悩んでいたとは、、、、それが、こちら
セクハラ告発
2017年に、電通時代の上司岸勇希から、長年にわたり、セクハラ、パワハラを受けていたとネット上に告発しました。その上司から言われ続けた内容は、
「お前みたいな顔も体もタイプじゃない。胸がない、色気がない。俺のつきあってきた女に比べると、お前の顔面は著しく劣っているが、俺に気に入れられているだけで幸運だと思え」
「あいつ(当時の岸の彼女で伊藤の友人)は下手だからもっとうまい女を紹介しろ。底辺の人間の知り合いは底辺だな。お前もセックス下手なんだろ。彼氏がかわいそうだ」引用wikipedia
この記事がきっかけで、告発された岸氏は、自身が代表を務める会社「刻キタル」を退社。
しかし、
このパワハラ告発記事が世間に出ると、SNS上では、はあちゅうさん自身も、「性経験のない男性を侮辱する発言」をしていたことがあり、ツィッターが炎上することに。
確かにセクハラやパワハラをメったギッタのは勇敢な行為だったのですが、言葉を間違えると知らぬ間に他人を傷つけてしまいかねない。ネットは誰もが簡単に見れ瞬く間に拡散、取り消し(画像など)ができないので、知らぬ間に誰かを傷つけていることも、本当に注意が必要ですね。
そんなはあちゅうさんは、次に、結婚の報告をします。それがー、
事実婚
2018年7月15日、AV男優のしみけんさんと事実婚であると報告。4年間の交際期間を経ての結婚だったそうです。
夫しみけんさん
普段一緒にいる関係を、結婚の形に選択しただけで、結婚式や、指輪はなし。実は、お互いの収入知らず、財布も別々なんだそう。
入籍ではなく、なぜ事実婚にしたかというと、
フリーランスで働くはあちゅうさんは、苗字を変えると、仕事にも影響する可能性もあり手続きが面倒。また法律婚だと自分達にはデメリットな部分もある。お互いを「対等な個人」としての方がしっくりくるから事実婚を選択したんだそう。 参考business insider
事実婚とは、
事実婚とは社会慣習上において婚姻とみられる事実関係。
事実婚の定義で、内縁と用いられる場合ありますが、内縁は、姻意思があるも届出を出すことができない。事実婚は、届けに問題はなくとも、双方の意思に基づき婚姻届を出さなで婚姻生活を営みた場合。
内縁:結婚の意思があっても、届け出できない。
事実婚:結婚の意思があっても、結婚の届け出を出したくない。
事実婚の大きなメリットとしては、法的手続きをすれば、国の社会保障が受けられるので便利なのも事実。
それには、住民票を出す際に、
お互いの夫、妻、を記載をするなどし、「事実婚の証明」をするそうです。自治体によっても異なりますが、事実婚が証明できれば、年金(国民年金、厚生年金)や公的医療補償(健康保険、船員保険など)、扶養や遺族年金の受給などにおいても法律婚と同様に取り扱うものとされているそうです。
しかし、デメリットは、
子どもがいる場合は、どちらかしか親権を持てない。 参考wikipedia
そして、
結婚に伴い、はあちゅうさんの場合は、世間から反応もあったそうです。それがー。
職業偏見
夫の職業はAV俳優という、アダルト産業でもある。そのため、夫の職業偏見を受けることもあり、その多くが、夫と自身と世間の反応が違っていたそうです。
このように世間から冷たい意見されることがあっても、はあちゅうさんのプライベートまでを公表していくのは、自身のファンやフォロワーに隠し事せず、誠実でいたいという思いがあるからなんだそうです。
そんなはあちゅうさんのツイッターのフォロワーは、24.4万人もいます。これだけいると発言や行動が、世間に大きな影響があると言えますね。
妊娠を発表!行ったった手続きは、
胎児認知
2019年3月 第一子妊娠を報告したはあちゅうさん。
すると数ヶ月後、ツイッターで
5月27日
事実婚で子供をうむと子供はどうなるかという質問をよく受けるのですが、今日「胎児認知」という手続きをしてきました。
父親の戸籍謄本を持って妻の本籍地で登録。 これをしておくと出生届を出せば自動的に子どもの戸籍に父親が記載され、扶養義務や相続権も生じるそう。
5月27日
父親の持ち物は戸籍謄本、身分証、印鑑。 母親は本人確認書類も母子手帳などの妊娠の証明も必要ナシ、承諾印のみ必要。 父親の戸籍謄本の取り寄せと私の本籍地に行かなきゃいけないのが面倒だった… 胎児の名前、性別は認知の時点では必要ナシ。母親は承諾書だけ書けばオッケー。 引用:はあちゅうの買い物日記アメブロ
など、SNSで質問を受けたことで、胎児認知を発表。翌日ブログにも掲載しました。
胎児認知とは?
認知とは、婚姻関係ではない状態で、子供が生まれた場合、その親が「自分の子供である」と認めることを言います。胎児認知は、子供がまだお腹の中にいる胎児の段階で、この胎児が自分の子であるとして認知届けを提出することができます。
メリットは、
- 戸籍に、父親の名前が記載される(認知がないと父親の名前は空欄の状態)
- 出産前に別れてしまっても、父親に養育費を請求することができる(扶養義務)
- 父親が死亡した時、また、出産前に死亡しても、子供に相続権が発生する
- 未婚の母親が外国人、父親が日本人の場合、出生後すぐに、子供は日本国籍を取得できる。
- 父親が胎児認知し、のちに父母が婚姻すれば、子供は嫡出子とすることができる。
2019年9月19日 無痛分娩にて出産
度々お子さんの画像も登場し、ママさんとしても幸せな‘様子が伺えます。しかし、
2020年5月に、児童虐待であると通報があり、警察が家に2回来たことがあると明かしました。通報したのは、アンチはあちゅうさんによる嫌がらせであったようで、この通報者を年上の男性とまで特定したようです。
可愛いお子さんとの画像もご夫婦でブログで紹介されています。
出典:はあちゅうのお買い物日記 出典しみけんオフィシャルブログ
誹謗中傷
誹謗中傷裁判の進捗情報は、はあちゅうさんのブログに更新されています。
誹謗中傷の相手を特定するために、裁判所に開示請求をしているということです。
その件数が、なんと
240件
そして、ブログには、
IPアドレスを開示してもらったので、
次は氏名住所等の開示手続きに入ります。
ここからは第2ステージの
プロバイダとの裁判になり、それに勝って、相手の身元にたどり着けば
やっと賠償の請求が出来ます。その際、特定に至るまでにかかった
費用なども一部加算して請求する予定です。数件、示談も成立したのですが
まだまだ裁判の途中なので、
全ての裁判が終わった段階で
ご報告できれば、と思っています。 引用:はあちゅうのお買い物日記
はあちゅうさんは、18歳から投稿を始めた時点で炎上し、誹謗中傷がスタートしたそうです。
ひと記事の投稿に400件も「ブス」という書き込みが出たり。
妊娠中も、「流産しろ」など、痛罵するコメントも。
2020年にやっと誹謗中傷が社会問題として取り上げられるようになりましたが、それまでは、「叩かれても我慢しろ」「耐性ないなら投稿するな」「有名税」などの価値観がずっと許されてきたと語るはあちゅうさん。
それで、匿名でコメントするなら「匿名税」を支払う時代になってもいいのでは?
と、新R25のインタビューに答えていたはあちゅうさん。
はあちゅうさんが、誹謗中傷の開示請求を行ったと公表すると、
謝罪メールが来たり、目に見えてアンチの声も減ってきたんだとか、、、。
そして、
誹謗中傷者に、
「なぜ私のアンチになったのか」のアンケートを実施。
「このアンケートに答えて、今後中傷をしないことを約束してくれた方には、私も訴えるつもりはありません」と伝えて。
「誹謗中傷をしている自覚はなかったけど、この投稿がそうだったら本当にすみませんでした」
しかし、情報開示だけでも、1件、なんと、50万円もかかることもあるそうです。これは、普通の人なら訴えるのにも躊躇してしまいますよね。
それに加え、1件ごとに証拠を集めるのに、膨大な時間もかかります。
そんな心情をはあちゅさんは、
自分の悪口まとめるの。「息子預けて捻出した貴重な時間で、何やってんだろう」って思いながら、今も内心イヤイヤやってる感じです。 引用:新R25
本当、大変なのが伝えわってきます。それでも、世の中を変えていく一石になると、自身の身銭や時間を切ってまで、行動を起こしているはあちゅうさん。
他にも、女優の春名風花さんが、「Twitterに虚偽の内容が投稿され名誉を傷つけられた」として、書誹中傷した人物に対し慰謝料などを求め訴訟で、被告が示談金315万4000円を支払うかたちで示談が成立していたそうです。参考:新R25
はあちゅうさんが言うのは、裁判するにも、専門の弁護士さんを探すのも苦労したそうですが、
この一石を投じる行為が、これからネットの倫理が大きく変わっていくとことになると思います。
いつも先駆けで行動をしていこうとするはあちゅうさん。誰かが行動しなければ変わらない。誹謗中傷にも、立ち向かっていく姿は勇敢に思います。これからも、そんな彼女の行動を注目していきたいですね。
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