今年6月に、お笑いコンビ・アンジャッシュ渡部健さん(48)と複数の女性との不倫報道がなされ、騒動から6ヶ月過ぎた12月3日、報道の内容について、囲み取材会見を開きました。 トップ画像出典instagram,instagram
あまりの内容のえげつなさに世間でも驚いたこの不倫報道。報道後すぐに芸能活動は自粛していた渡部氏。レギューラー10本を持ち人気絶頂の時の、このスキャンダル。さぞかし、それらを降板した多額の違約金が発生したはず。
それは誰が払ったのかとの質問には、
渡部氏「払わせていただきました。自分がやったことなので」
と自腹で払ったと語りました。その金額については、「億単位ですか?」と聞かれると、「金額については申し上げられない」と避けました。
なぜ1万円だったのか、
渡部氏「対価のつもりはなかった。身勝手だった。」
なぜ多目的トイレを使った?
渡部氏「自己中心的なことをしてしまった。ばかなことというか。」
との質問には、ただ平謝りの渡部さん。女性リポーターたちの容赦ない質問は、拷問と見えるほど痛々しいものではありました。レポーターたちの品格を疑うほど口説い質問に、渡部氏を同情していまうという声も。しかし、拷問されるほど女性レポーターたちが聞いてくれた結果、渡部さんにとっては有利だったかもしれません。この「吊るし上げの絵」がなければ、前に進めない気がします。
だからと言って、この記者会見で、渡部氏が復帰への道にすぐ向かえるかというとー、
まだ今の状況では、渡部氏を使うには危険すぎるとのテレビ関係者からの声が上がっているようです。ただでさえ景気がコロナで懸念される中、スポンサーが良い顔をしない可能性も大きい。スポンサーが好むキャスティングを考えると、渡部さんを使うのは話題にはなるものの慎重に扱わなければなりませんし、まだまだ完全復帰には時間がかかるりそうです。
天狗の山から、地獄谷に落ちていく渡部氏と、一方、現実に仕事が増えていっているのが、相方の児嶋一哉さん。
コンビが売れ出した当時は、ツッコミの渡部さんに押され、影の薄かった児島さん。人気が上がりピンの仕事が増えていく渡部氏を横目で見ながらも、実は地道に番組のパネラーやレポーターの仕事をこなしていった児島氏。その自虐ネタは、印象が薄いために名前が間違えられるネタ「児島だよ!」で印象づけるほど。しかし、次第に、いろんな仕事に手をつけた中、児島さんの計算された面白さや演技の高さに評判が集まってきたのです。
児嶋 一哉(本名)
愛称 コジ
1972年7月16日
東京都八王子市
身長178cm東京都立日野高等学校卒業
スクールJCA1期生
コンビ名 アンジャッシュ
芸風 ボケ担当、キレ芸
所属事務所 プロダクション人力舎
スクールJCAの一期生であり、1993年のデビュー。当初はピン芸人立たそうで、1994年に渡部健さんと会い「アンジャッシュ」を結成。
お笑い芸人の人は、コント芝居で、いろんな役に徹したり、演出したり、演技力が高い人が多いのも事実です。原田泰造さん、宮迫博之さんなど、かなりの芸人さんがドラマや映画で活躍していますよね。実力派俳優として定着している、泉ピン子さん、石倉三郎さん、竹中直人さんなども元々といえば、お笑い出身と聞いて、驚くこともあります。
児島さんの演技派で、本人の個性通り、「どこにでもいそうな人」「至極普通の人物」または「完璧でなない人」「インパクトの薄い、いつも損する人」「ハズレくじを引く人」など、難しい役にも入り込む演技の高さに、映画監督やプロデューサーからのオファーが舞い込むでくるそうです。
[これまでの出演作品]
2008年映画「トウキョウソナタ」 小林先生役
2010年NHK大河ドラマ「竜馬伝」(第1話)近藤廉平 役
2011年映画「謎解きはディナーの後で」外国人役
2012年NHK「梅ちゃん先生」警察官役
2016年NHK大河ドラマ「真田丸」(第49話) 室賀久太夫 役
2016年映画「闇金ウシジマくんパート3」債務者役
2019年フジテレビ「ちびまる子ちゃん」父ヒロシ役(4代目)
2020年TBS「半沢直樹 」(第5話 〜最終話)笠松茂樹 役
など、これらはほんのごく一部で、数え切れないほどのたくさんの作品に出演されています。
そんな俳優としても評価の高い児島さんですが、私生活は?奥さん、子供はいるの?
出典:Twitter
児島さんとは、1995年、坪井さんがアイドル時代、児島さんもアンジャッシュ結成2年目のでまだ無名の駆け出しの頃だったそうです。児島さんが22歳、坪井さん19歳。
15年間の交際の末、2011年に結婚されています。児島さんにとっては最初で最後の彼女だったんだとか。芸人さんの駆け出しの頃となると、お金の面でも苦労されたのかと思います。15年間お互いを支え合ってきて、かけがえのない存在なんでしょうね。
奥様は元アイドルということですが、結婚前にはバラエティ番組などで活躍されていうたようです。
さすがアイドル、とても美人な方ですよね。
出典twitter
坪井志津香
本名 児島志津香
1976年9月10日生まれ
岡山県出身
エルセーヌ第7回ミス・テラクィーンに合格しデビュー
シングル「マジック・イン・タイム」をリリース
1995年「Lemon Suger VS TO’os」という4人組アイドルグループのメンバー
「ノーボトム」ボーカルリスト
坪井さんは、内村プロデュースにも出演し、「溺死体」という企画で、死体役で、アイドルにもかかわらず白目を見せる演技を披露し見事優勝。体あたり入り込む演技力は、児島さんと共通していますよね。バラエティ番組でも場を盛り上げて、きっと児島さんと息も合うお似合いのカップルだったんだなと想像できます。
プロポーズは?
結婚する2、3年前に、パスタ屋さんでプロポーズされたはずなんだそうですが、その時の奥様の反応は、「気持ち悪くなった」との一言で、その場は終わったそうです。その後、2回ほどプロポーズするも、断られたんだとかー。再々々チャレンジの末、2011年に承諾してもらえたと、アンジャッシュDVD「五月晴れ」発売記念イベントで語っていました。
めでたく結婚した二人、そんな結婚生活を、児島さんが番組でで語ったところによると、家に帰ると1日の出来事をブツブツと話し続け、それを奥様が聞いてあげている役割なんだそう。(2014年2月16日「誰だって波乱万丈」)
晴れの結婚式については、坪井さんのご実家がある岡山県で挙式。芸能人もさぞかし沢山来られたのではと思いますが、、、、
しかし、なんと、
結婚式に、相方である渡部さんを招待しなかった、、、、、。
「身内だけでやるから」と渡部さんは言われていたそうですが、後に、出席したテレビ関係者から、「100人ほどの来ていたよ」と聞かされ、相方なのに呼ばれず、しかも結婚式のスピーチまで考えていた渡部さんはショックだった、と「行列ができる法律相談所」(2016年8月14日放送)で、当時のエピソードを笑いを取りながら語りました。
児島さん、なんで相方を呼ばなかったの?と誰もが思いますが、
理油は、「忙しい渡部さんに岡山県まで来てもらうのが悪いと思った」
とのことです。そんな晴れ舞台の肝心な時まで、慎ましやかな面を見せてしまうところも、児島さんらしいですよね。
渡部さんは、「自分が結婚する時は絶対児島さんを呼ばない!」とまで公言していました。
それでもやはり相方、2017年4月に女優・モデルの佐々木希さんと結婚した渡部さんは、ちゃんと児島さんを結婚式に呼び、スピーチまでしたそうです。そのスピーチも児島さんらしくー。
「渡部はとても努力しているし、俺がテレビに出られるのはお前のおかげ。ありがとう」
「でも渡部をこの世界に誘ったのは俺。俺が25年前に誘ったからテレビにも出られるし結婚もできた。だから俺に感謝しろ」
と、「しゃべくり007」(2017年11月20日放送)で明かしていました。参考日テレ
なんだか、児島さんを知れば知るほど、なんだかドジキャラで、逆に親近感と好感度も上がってきたのではないでしょうか。
児島さんが、今年7月に開設したばかりのYouTubeチャンネル「児嶋だよ!」のチャンネル登録社数は、74.7万人。もしかしたら、渡部さんの復帰は、児島さんのYouTubeが救ってくれるかもしれませんが、騒動の大きさに、まだ時間がかかりそうです。
じわじわと人気が上昇した児島さんは、「うさぎと亀」のよう。
亀(児島さん)が、うさぎ(渡部さん)を追い越し、最終コーナーを曲がりゴール目前にいる亀さん。
物語の最後は、うさぎさんは、亀さんの行動を見習い、反省するのでしたという教訓ですが、
児童でも知ってるこの教訓を、渡部氏さん学んでほしいですね。
こちらの記事も読まれています